みなさん、こんにちは。
今月のブログを担当します、2年次研修医の川野友裕です。
これまでのブログでは、県立延岡病院での研修やさまざまなイベントについて、ほかの研修医の皆さんが紹介してくれています。そこで今回は少し趣向を変えて、私が経験した「学会発表」についてお話ししたいと思います。
「学会」と聞くと、参加するだけでも少しハードルが高く、まして発表となると緊張してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。 私自身もそうでしたし、今でも発表前は少しドキドキします。
昨年2月、日本脳神経外傷学会に参加し、初めてポスター発表を経験しました。ポスター作成も学会参加も初めてで、文字どおり右も左も分からない状態でした。多くの先生方にご指導・ご協力いただき、何とか期限までにポスターを完成させ、学会会場のある名古屋へ向かいました。
名古屋に到着してから発表まで少し時間があったため、発表内容を確認したり、どのような質問をいただくか考えたりしていましたが、なかなか気が休まりませんでした。実際に会場へ行くと、経験豊富な先生方がずらりと並び、自然と背筋が伸びる思いでした。自分の発表前にはいくつかの会場を回って発表を聴講しました。専門性が高く理解が追いつかない内容もありましたが、スポーツ外傷や、普段なかなか触れる機会のない頭部外傷の話を聞くことができ、想像していた以上に楽しむことができました。
いよいよ自分の発表となると、とても緊張しました。発表前は、ポスターの内容より自分の心拍数のほうが気になるほどでしたが、始まってみると発表時間はあっという間でした。発表を終えた後や空いた時間には、名古屋のB級グルメを堪能したり、大学時代の先輩と食事をしたりと、学術だけでなく胃袋も充実した名古屋滞在となりました。
初めての学会発表で、自分のポスターや発表内容にはまだまだ反省点もありますが、日本各地の施設で経験された多様な症例や、その背景にある先生方の考え方に触れられたことは、大変貴重な経験でした。また、「学会」という場の雰囲気を実際に体感できたことで、参加する前に感じていたハードルも少し低くなったように思います。
研修医生活では、このほかにも各種講習会に参加したり、沖縄に宿泊してエコーの勉強会に参加したりしています。勉強をきっかけにさまざまな地域を訪れ、その土地の食を楽しめることも魅力の一つですが、それ以上に、普段なかなかお会いできない方々と交流し、異なる経験や考え方に触れられることが大きな刺激になっています。研修医として過ごせる期間も残り少なくなってきましたが、これからも一つひとつの機会を大切にし、多くのことを経験しながら学びを深めていきたいと思います。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、皆さまもどうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。



