臨床工学技士とは
人の呼吸・循環・代謝に関わる生命維持管理装置の操作と、人工呼吸器や輸液ポンプなど各種医療機器を安心して使用できるように保守点検などをおこなう医療機器の専門医療職です。
現在、当院の臨床工学科は13名のスタッフが在籍しており、人工心肺業務、補助循環業務、血液浄化業務、心臓カテーテル検査業務、手術センター業務、ペーメーカ関連業務、カテーテルアブレーション業務並びに院内医療機器の保守管理業務をおこなっており、医師・看護師・医療スタッフと連携を図りチーム医療をサポートしています。
夜間・休日はオンコール体制をとっており、24時間対応できるようになっています。また、学会等への参加や演題発表をおこない、日々レベルの向上と、安全・安心な医療を提供することに努めています。
手術センター業務
手術センターでは、人工心肺、誘発電位測定{運動誘発電位(MEP)モニタリング、体性感覚電位(SEP)モニタリング}、ペースメーカー植え込み時の立ち合い、血液浄化、心臓血管外科や整形手術での自己血回収装置の操作、手術機器の保守管理をおこなっています。また手術中の機器トラブル時には迅速な対応、手術の安全かつ円滑に進行することを心がけ、医師・手術センタースタッフと協力しながら業務をおこなっています。
人工心肺
心臓の手術(冠動脈疾患や弁膜症、大血管等)の際に必要な心臓や肺の働きの代わりを行う装置(人工心肺)や、心臓を保護しながら停止させる心筋保護液装置の操作や管理をおこなっています。

腹部大動脈ステントグラフト内挿術(EVAR)
腹部大動脈ステントグラフト内挿術(TEVAR)
EVAR・TEVARは大動脈瘤や大動脈解離に対して、開胸や開腹をおこなわずに治療する低侵襲の手術になります。
臨床工学技士は清潔野に入り医師の補助業務をおこなっています。


誘発電位モニタリング{運動誘発電位(MEP)・体性感覚電位(SEP)}
誘発電位モニタリングは、脳神経外科の手術の際に、手術により障害される可能性のある脳機能及び脳神経機能をモニタリングすることにより、術後の運動麻痺や体性感覚の機能障害を回避するためにおこなっています。

ペースメーカー植え込み時の立ち会い
ペースメーカー植え込み時に、ペースメーカーの設定やデータの管理をおこなっています。
ペースメーカー植え込みをされた患者さんの設定の定期チェックなども外来でおこなっています。


ペースメーカーリード除去の立ち会い
ペースメーカーのリードは経年劣化や摩耗による断線、免疫力低下によるリード感染が発生した場合リード抜去をおこなう必要があります。
抜去時、リードと生体組織が癒着しているとエキシマレーザーなどを使用して癒着を剥離していきます。
臨床工学技士は抜去術に立ち会い、ペースメーカーの設定管理や補助循環装置のスタンバイをおこなっています。
自己血回収装置の操作
心臓血管外科の心臓手術や、腹部大動脈瘤の人工血管置換術、整形外科の人工股関節置換術など手術中に出血を伴う手術に使用しています。術野の出血を清潔に回収し、遠心分離を行い濃縮・洗浄し、洗浄赤血球として自己血輸血します。そのため、他家血の輸血量を減らすことができ、輸血による合併症等のリスクも低くなります。手術の進行状況や患者さんの全身状態を判断しながら操作、すぐに自己血輸血が出来るようにしています。

手術機器の保守管理
手術センターでは多くの医療機器が使用されています。
手術の際に安全に使用できるように、麻酔器・無影灯ベッドサイドモニタや電気メスの始業点検や定期点検などの保守管理をおこなっています。


補助循環業務
急性冠症候群(ACS)や心原性院外心停止等に対し、体外循環式心肺蘇生法(ECPR)として使用する補助循環装置は自己の心機能が回復するまでの間、一時的に心臓と肺の機能を補助・代行する装置です。補助循環には、心臓が血液を全身に送り出すための圧力を補助する大動脈内バルーンパンピング(IABP)と、心臓が血液を全身に送り出すポンプ機能と、酸素と二酸化炭素を交換する肺の機能の補助をおこなう体外式膜型人工肺(ECMO)、ポンプが内蔵されたカテーテルを心臓内に挿入し、心臓から血管内に血液を送り出す補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)があります。症例によっては、ECMO+IABPやEVMO+IMPELLA(ECPELLA)といった補助循環装置を併用するものもあり、臨床工学技士がそれらの操作及び管理をおこなっています。




心臓カテーテル検査業務
心臓カテーテル検査・治療では、心臓の栄養血管である冠動脈や心臓の動き、不整脈の原因などを調べるためにおこなう検査の補助業務や、急性心筋梗塞や狭心症の治療をおこなう際の補助業務をおこなっています。
また、医師の補助業務をおこなうと共に補助循環装置(IABP・ECMO・IMPELLA)を使用する際の操作や管理をおこなっています。


カテーテルアブレーション業務
カテーテルアブレーションとは心筋組織をカテーテルで焼灼し、不整脈の原因となる異常な電気興奮を遮断する治療になります。臨床工学技士の業務としては、心内心電図解析装置及びプログラム刺激装置の操作、三次元マッピングシステムの操作をおこない治療のサポートをおこなっています。


心臓植え込みデバイス業務
平成23年度より心臓植え込みデバイス業務を開始、ペースメーカープログラマー(ペースメーカー解析装置)を使用し、循環器内科・心臓血管外科外来でペースメーカー、植え込み型除細動器(ICD)や両室ペーシング機能付植え込み型除細動器(CRT-D)の定期的な確認を、医師の指示のもと実施しています。また、遠隔モニタリングシステムを活用し、自宅にいながらリードやバッテリーなどの不具合、不整脈並びに治療内容を早期に病院で確認しています。


血液浄化業務
血液浄化業務としては、持続的血液透析濾過(CHDF)、持続的血液濾過(CHF) 、持続的血液透析(CHD)、血漿交(PE)、血漿吸着(PA)、直接血液還流(HA)、二重濾過血漿交換(DFPP)等をおこなっています。
難治性腹水の症例に対しては、腹水濾過濃縮再静注(CART)も施行しています。人工透析室業務では、透析液の水質管理や透析機器のメンテナンス、穿刺業務や透析中のトラブル対応をおこない、安全な透析治療をおこなえるように日々努めています。




機器管理業務
臨床工学科では、機器管理システムを用いて、バーコードリーダーを使用した貸出・返却をおこなっています。機器管理システムには院内にある医療機器(約3,500台)が登録されています。人工呼吸器、輸液・シリンジポンプ、除細動器、低圧持続吸引器等の日常点検や定期点検をおこない安全に使用できるように努めています。また、院内のME機器のトラブル対応にも取り組んでいます。

患者搬送
当院では補助循環装置を装着したまま他院へ搬送されるケースがあり、細心の注意が必要となります。臨床工学技士が搬送に介入し、補助循環装置の操作およびトラブル対応をおこなっています。

勉強会 OJT
医療機器を使用するのは、主に医師や看護師であり、使用するにために正しい使用方法やトラブル時の対処方法を熟知していなければ、医療事故につながる危険性があります。当院では、入職者を対象に輸液・シリンジポンプ、人工呼吸器等の学習会や、関連病棟には急性血液浄化や補助循環装置等の勉強会も開催しています。

実習生の受け入れ
実習生の受け入れ臨床実習指導をおこなっています。臨床実習を通じて地域医療や後進育成に尽力しています。
病院の食事は、患者さんの治療の一環としてとても大切な役割を果たしています。
そのため、医師の適切な指導のもと、患者さんがおいしく食事をしていただけるよう、管理栄養士・調理師等スタッフが日々努力を重ねています。
また、退院後の食生活が適切に続けられるよう、個人の生活スタイルに沿った具体的な栄養食事相談などを実施しています。

基本方針
- 安全な食事
衛生的で安全な食事を提供します。 - おいしい食事
患者さんひとりひとりの栄養状態や身体状況、嗜好に配慮したおいしい食事の提供に努めます。 - 栄養管理は治療の基本
治療効果を高める食事を提供するために、私達は自己の資質の向上に努めます。
食事について
大量調理施設マニュアルに沿って、万全な衛生管理体制を目指しています。
特別食の方、食物アレルギーのある方、食欲のない方、噛めない・飲み込めない方などに、管理栄養士がベッドサイドで直接患者さんとお話しし、食事の工夫を図っています。
食事摂取が困難な患者さんには、栄養アセスメントをおこない、食事内容の変更や経腸栄養剤の併用などで栄養状態の改善を図り、治療効果を高める栄養管理に努めています。
また、調理師も一緒に定期的に病棟を訪問し、患者さんのご意見を伺いながらおいしく喜んで食べていただける食事づくりに努めています。
- 一日の食事数 :約660食
- 食事の種類 :約230食種+個別対応食
- 食事時間 :朝食8時・昼食12時30分・夕食18時
| 一般食 | 基本食 軟食 流動食 ミキサー食 嚥下食 高蛋白食 小児基本食 幼児食 離乳食(前・中・後期) ミルク食 食欲不振食 検査食等 |
|---|---|
| 特別食 | 易消化食 五分食 三分食 分食(術後) 低残渣食 嚥下4塩分調整食 エネルギーコントロール食 低蛋白食 蛋白調整食 カリウム蛋白調整食 小児蛋白調整食 脂肪調整食等 |
基本食
特別な食事療法が必要でない食事です。
心臓病や高血圧などの生活習慣病の予防のため、食塩相当量を7.5gにしております。
(エネルギー量:1800kcal、蛋白質65g、食塩相当量:7.5g未満)
朝食
昼食


ご飯 みそ汁 サラダ ししゃも 牛乳
牛丼 生姜香る大根の酢の物 香の物 季節のフルーツ
夕食

ご飯 魚の揚げ浸し 付け合わせ 夏野菜と大豆のミートソース煮 黒ごま香る大学芋
嚥下食4
嚥下機能(噛む力や飲み込む力)が低下した方向けの食事です。
かたさ、ばらけやすさ、貼りつきやすさがなく、箸やスプーンで切れるやわらかさになるよう配慮しています。
(エネルギー量:1400kcal、蛋白質:60g、食塩相当量:7.5g未満)
昼食

粥 柳川煮風 卸し和え ポテトスープ 豆乳プリン
夕食

粥 蒸し魚の味噌マヨ 炒り豆腐 フルーツヨーグルト
エネルギーコントロール食3
エネルギー、食塩相当量、脂質の量を調整した食事です。
心臓病、糖尿病、脂質異常症、高血圧等がある方向けの治療食です。
(エネルギー量:1600kcal、蛋白質:65g、食塩相当量:6g未満)
昼食

ご飯 塩焼 大根卸し なすのソテー 果物 低糖ヨーグルト
夕食

ご飯 蒸鶏香味酢かけ 和え物 清まし汁(1/2量) 果物(1/2量)
カリウム蛋白調整食2
エネルギー、タンパク質、食塩相当量、カリウムの量を調整した食事です。
主に腎臓病がある方向けの特別な治療食です。
(エネルギー量:1600kcal、蛋白質:55g、食塩相当量:6g未満、カリウム:2000㎎以下)
昼食

ご飯 塩焼 大根卸し
なすのソテー ポテトサラダ
夕食

ご飯 蒸鶏香味酢かけ
揚げ南瓜の含め煮 清まし汁(1/2量) ワインゼリー
行事食(大晦日・元旦)
夕食(大晦日)

ご飯 かにグラタン 八幡巻き 煮しめ 菊花かぶ
朝食(元旦)

ご飯 雑煮風 昆布巻き・羽子板蒲鉾 田作り 数の子 紅白なます
昼食(元旦)

ご飯 エビ・松風焼・金平 花れんこん 果物 芋きんとん(黒豆)
夕食(元旦)

赤飯 ブリの塩麹焼き 筑前煮 伊達巻き 日向夏ゼリー 清汁
行事(敬老の日)

紅白上用まんじゅうとメッセージカード付き
行事(ハロウィン)

ハロウィンデザートとメッセージカード付き
地産地消(鮎)

積極的に地産地消に取り組んでいます!(例)県産肉、めひかり、ずいき、日向夏、北方の次郎柿
食欲不振の方向けの食事をご用意しています。
化学療法等で食欲不振時に対応した食事です。昼食は麺類やパンが多く、吐き気対策として、冷たくて口当たりの良いゼリーや果物を提供しております。味覚障害を考慮して、味付けは濃いめ(寿司等の味付きご飯や漬物等)、酢の物等の酸味を多く取り入れています。



お祝い膳を始めました!
令和6年6月から、当院でご出産された患者様向けのお食事を開始しました。
経膣分娩の場合は出産1日目、帝王切開の場合は出産5日目の夕食に産後の身体の回復と心身のリフレッシュができるようお祝いの気持ちを込めて心ばかりの”お祝い膳”をご用意しています。

通常メニューに「ステーキ(ソース別添え)」「季節のフルーツ盛り合わせ」「ケーキ」「紅白祝箸」がつきます。
頑張ったお母さん達の産後の楽しみの一つになれば幸いです。
栄養食事指導
食事療法が必要な外来または入院患者さんとその家族の方に、医師の指示に基づき栄養食事指導を実施しています。糖尿病、腎臓病、心疾患、消化器術後、がん治療など個々の病状や患者さんのライフスタイル、食習慣に合わせた内容でわかりやすくお話しします。
予約制ですので、希望される方は主治医にお尋ねください。
|
個別指導 |
各疾病別 月~金:9時~16時30分、随時(要予約) |
| 心臓カテーテル検査時 月~木(要予約) |




院内自主活動
入院・外来の患者さんと職員の健康を後押しできるように、院内の食環境の整備を行っています。
- 栄養サポートコーナー(1階コンビニエンスストア)
食欲不振のある患者さんなどに気軽に試していただけるよう、栄養補助食品コーナーをつくっています。



- POPの掲示
バランスの良い食事をとる後押しとなるように、様々なPOPを掲示しています。
1階コンビニエンスストアでは主食主菜副菜のコーナーをわかりやすくしているので、見つけてみてください。
プライスバーにもご注目ください。
1階イートインコーナー、各病棟の食堂に卓上POPを置いています。
POPの掲示
バランスの良い食事をとる後押しとなるように、様々なPOPを掲示しています。
1階コンビニエンスストアでは主食主菜副菜のコーナーをわかりやすくしているので、見つけてみてください。
プライスバーにもご注目ください。
1階イートインコーナー、各病棟の食堂に卓上POPを置いています。
かわら版も栄養相談室前の待合コーナーに設置しています。



その他
栄養パンフレットを作成しました。当院で提供している食事についてご紹介しております。
栄養パンフレットはこちら
病理診断科の紹介
病理診断科の理念
「的確な病理診断を通じて医師や患者さんのニーズに応えます」
病理診断科では患者さんの身体から生検や手術、穿刺などで採取された組織や臓器、細胞よりガラス標本を作製して、肉眼もしくは顕微鏡で観察し、病変の有無や種類、進行度などを診断しています。このような医行為を病理診断(組織診)、細胞診といい、臨床検査技師、細胞検査士の協力・支援のもとで病理医が担当します。当院は現在、日本病理学会指定病院、日本臨床細胞学会認定病院となっており、細胞検査士の資格を有する臨床検査技師が在籍しています。
2020年3月まで、長期に渡り県立延岡病院の診断業務を担われていた石原明副院長と2人体制でしたが、4月から宮崎大学のサポートの元、1人病理医として日々の診断業務をこなしています。 日頃、患者さんの前に出ることのない診療科ですが、近年は病理外来を開設している病院もあるようです。当院は1人病理医のため、日常の外来業務は困難ですが、要望があれば患者さんの病理診断に対する疑問には答える努力をする所存です。この場合、各診療科主治医もしくは医療連携科を通じて、病理診断科の紹介・予約を受けて下さい。受診された患者さんには様々なプレゼンテーションを行い、病理医から説明を受けることができます。
診療内容
- 病理組織学的診断
- 細胞診
- 術中迅速病理診断・術中迅速細胞診
- 病理解剖
臨床検査科の理念
「迅速かつ正確な検査を通じて患者さんの診療支援をおこないます」
臨床検査は、患者さんから採取した血液、尿などさまざまな検体の分析をおこなう検体検査と、心電図・超音波・肺機能など、体から直接測定して得た情報により、各部位の機能を調べる生理検査の二つに大別されます。
これらのデータは診断の指標や治療の効果を見るためには不可欠で、業務が途絶えることがないよう24時間体制(時間外は2名)で臨床検査技師が検査業務をおこなっています。
患者様へのより良い医療の手助けになれるよう、臨床への迅速で正確な情報の提供を心がけています。
臨床検査科は、臨床検査科主任部長、病理診断科主任部長の医師2名と臨床検査技師29名(正規職員20名)で構成されています。
「臨床検査」は内容が多岐にわたり、さまざまな分野に分かれています。各部門を簡単に紹介します。
検体検査部門
生化学検査
血液中の蛋白質、脂質、糖質、各種酵素を測定し、肝機能、腎機能や炎症の有無などを調べます。また、肝炎ウイルスや甲状腺ホルモン、各種腫瘍マーカーも調べます。
血液・凝固検査
血液検査では、赤血球・白血球・血小板などを測定します。ヘモグロビン濃度で貧血の有無がわかります。白血球は、炎症(感染症)や白血病などで高値になることがあります。血小板は止血の働きがありますので、低下すると出血しやすくなります。凝固検査は、血液がかたまる機能や、血栓症の原因となる凝固異常を調べる検査です。
一般検査
尿では腎機能障害、尿路系疾患、糖尿病などを調べます。便では下部消化管のわずかな出血を検出することで、大腸がんの早期発見につながります。
輸血検査
血液型や輸血される血液(献血により得られたもの)と輸血を受ける方の血液が適合するかどうかを調べます。
細菌検査
喀痰や膿、血液等あらゆる検体から感染症の原因となる細菌などがないか調べます(結核菌、MRSA,インフルエンザなどの各種病原菌)。また、院内感染情報の提供やラウンドに参加するなど院内感染対策の一翼を担っています。
生理検査部門
循環生理機能検査、呼吸生理機能検査、脳神経生理検査、超音波検査、心臓カテーテル検査業務について以下の項目をおこなっています。
循環生理機能検査項目
心電図検査
運動負荷心電図検査(マスター2階段負荷心電図・トレッドミル負荷心電図)
ホルター心電図検査(24時間・長期間)
24時間血圧測定
睡眠時無呼吸症候群検査
足関節上腕血圧比(ABI)
皮膚組織灌流圧(SPP)
呼吸生理機能検査項目
肺活量(肺気量分画・フローボリューム, 機能的残気量, 肺拡散能力)
呼吸抵抗
呼気中NO(一酸化窒素)濃度
脳神経生理検査項目
脳波検査
聴性脳幹反応検査(ABR)
超音波検査項目
心臓超音波検査
経食道心臓超音波検査
腹部超音波検査
頸部血管超音波検査
血管超音波検査(上下肢動静脈・腎動脈・大血管など)
心臓血管カテーテル検査
カーディオバスキュラーチームとして24時間、他職種と共に冠動脈や血管の検査・治療に携わり、心電図・心腔内圧の記録および監視、術後や急変時の超音波や、周辺機器の操作をおこないます。
各種認定資格(令和7年4月1日現在)
- 認定輸血検査技師 1名
- 認定超音波検査士 5名 ※資格の重複あり
(循環器5名、 消化器3名、 血管3名、 泌尿器2名、産婦人科1名、体表2名、健診1名) - 血管診療技師 2名
- 心血管インターベンション技師 2名
- 認定血液検査技師 2名
- 骨髄検査技師 1名
- 認定サイトメトリー技術者 1名
- 認定臨床微生物検査技師 1名
- 細胞検査士 2名
化学療法センターは、入院をせずに通院でがん化学療法が受けられる治療室のことです。通院で治療をおこなうことで、仕事や家庭生活との両立ができ、生活の質を維持することができます。当院は、平成18年4月にベッド数9床で開設し、当時は毎月延べ50~80名ほどの患者さんの治療を受け入れていました。年々、治療される患者さんが増え、令和5年10月に化学療法センターが開設しました。今では月280名ほどの患者さんの治療をさせていただいております。
ベッド数が20床(ベッド15床、リクライニングチェアー5床)で対応しています。センター内には、ご家族待合室や相談室、薬剤調整室、患者さん用トイレ2ヶ所(オストメイト対応)を設けています。各ベッド・チェアーにはテレビの設置、室内はWi-Fi環境を整えていますので、点滴治療の長い方でも快適に過ごすことができます。
化学療法中は、身体的苦痛を伴うこともあります。患者さんやご家族が日々の生活を大事にしながら、より安全・安楽に治療を受けることができるように、医師・看護師・薬剤師・がん看護専門看護師・管理栄養士・患者支援センターなどの多職種との連携を図りサポートさせていただきます。


【化学療法センターでの治療対応科】
呼吸器内科、呼吸器外科、血液内科、消化器内科、消化器外科、泌尿器科、婦人科、脳神経外科、整形外科
【スケジュール】
平日 午前9時~17時(午前15名、午後8名)
当院リハビリテーション科は、理学療法士10名、作業療法士5名、言語聴覚士3名、リハビリ助手4名、受付クラーク2名の24名体制にて、入院患者様を主とした急性期リハビリテーションをおこなっています。
診療内容
当院は県北地域の中核病院として、全診療科を対象に、発症・術後早期からの急性期リハビリテーションを実施しています。ICU・HCU・一般病棟から早期離床を開始し、身体状況に応じて、リハビリテーションセンターや心臓リハビリテーション室にて介入しています。
施設基準
- 心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)
- 脳血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション
- 摂食機能療法
資格取得一覧
認定理学療法士(運動・発達障害)・心臓リハビリテーション指導士・3学会合同呼吸療法認定士・認知症ケア専門士・宮崎地域糖尿病療養指導士・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士・福祉住環境コーディネーター2級・がんのリハビリテーション研修会修了・臨床実習指導者講習修了・ICLSコース修了
専門分野・特色
チーム医療として、回診(脳神経外科・整形外科)、カンファレンス(内科・循環器内科・心臓血管外科・各科病棟・排尿自立・レントゲン・嚥下・ケース)、ラウンド(呼吸ケアサポートチーム・緩和ケア・栄養サポートチーム・認知症ケア)等、施設基準にあわせて各部門と密にコミュニケーションを図りながらリハビリテーションを進めています。
3名の常勤麻酔科医で手術麻酔を担当しています。ICU日勤およびER当直もいくらか担っています。また、院内での緩和ケア活動にも関わっています。後述しますが、当科の研修を希望する方へは、多角的な充実した指導(on the job)と各種講習受講斡旋・補助(off the job)をご用意いたします。
診療内容
麻酔
麻酔科依頼手術における麻酔・術中全身管理、その合間をぬって術前・術後回診を行っています。それ以外の当科手術においても、必要に応じて周術期管理をお手伝いしています。時間外・休日のオンコールは麻酔科医1名対応です。
集中治療
麻酔科医が担う業務としては、平日の日勤を交互に専従しています。1名がICU室長を担当、それ以外にも積極的にICUの患者管理に協力しています。
救急
適宜診療協力し、ER当直は麻酔科医1人が担当しています。
緩和ケア
必要に応じ診療しています。
専門分野・特色
麻酔科標榜医(厚生労働省)資格審査基準において麻酔に関する適当な指導者のいる病院として規定される麻酔科認定病院です。
主たる専門分野の周術期麻酔管理のみならず、集中治療の診療、救急や集団災害や緩和医療への協力も行っており、それらにおいても専門性を発揮できる集団となることを目標にしています。
放射線科は各診療科から依頼のあった患者さんの診断用画像(一般撮影・CT・MRI・RI等)の提供と、低侵襲で患者さんのQOLを重視した放射線治療をおこなっています。
また、心臓・脳・腹部の血管造影検査や動脈瘤等の術中撮影もおこなっています。
担当医師
楠原
主な検査治療
1.X線一般撮影検査

X線を使って体内の様子を調べる検査です。X線写真は骨は白く、空気が多い肺などは黒く写ります。胸部・腹部の撮影では肺や心臓、腸などの臓器の状態を、骨の撮影では骨折や関節の状態を画像化し診断します。
2.マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは乳房のX線撮影検査のことで、専用の装置を使って撮影をします。乳房を圧迫して撮影します。圧迫する時は多少の痛みを伴いますが薄くすることで乳腺の重なりが少なくなり、病変の状態が良く分かるようになります。
3.骨塩定量
4.ポータブル撮影検査

移動式のX線撮影装置を用いて、重症の救急患者さんや入院中で移動が制限されている患者さんのX線撮影検査を行います。
5.CT検査

CTとは、Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略です。CT検査はエックス線を使って身体の断面を撮影する検査で体内の様々な病巣を発見することができます。特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変の描出が優れています。
6.MRI検査

MRIはエックス線は使用せず、強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。しかし、ペースメーカーや金属が体内に入っている方や閉所恐怖症の方などは検査ができない場合があります。検査前に確認が必要です。
7.核医学検査

微量な放射線を放出する物質を組み込んだ薬を体内に投与し、カメラを使って身体から出る放射線を画像化する検査です。病気の種類や検査の目的に合わせた薬を投与するため、検査前の制限があったり投薬から検査開始までの時間、検査時間が異なります。
8.放射線治療

放射線治療とは、放射線を使って腫瘍細胞を死滅させたり痛みを和らげる治療です。手術と異なり体を切らないので患者さんへの身体的負担は少なく、機能や形態の温存を可能にする治療法です。治療期間が4~6週間と長期に渡りますが通院でも治療することができます。
診療内容
当センターに救急車で搬送された患者さんの急性期の治療をおこないつつ、各診療科の先生方と協力しながら専門的診療を提供します。そのなかで救命救急科が専門とする多発外傷、重症外傷、急性薬物中毒、重症感染症、重症熱傷などの領域はわれわれが主治医となり入院診療を担当します。

当センターは県北で唯一の救命救急センターであり、延岡市、西臼杵郡、門川町、日向市、東臼杵郡の人口約23万人の救急医療の基幹施設として位置付けられています。また、甚大な被害が予想される南海トラフ地震の際にも災害医療の拠点病院に位置付けられています。
それ故、スタッフは『For Northern MIYAZAKI』を合言葉に、県北の救急災害医療を背負うという覚悟をもって救命救急センター業務に従事しています。
総合診療科には、近隣の医療機関から、診断がつかない、もしくは、治療に難渋している患者様を紹介していただいています。当院の総合診療科は、「病院をいくつかまわっても原因がわからない」、「複数の病気を抱えていて、どのように治療をしていくべきかわからない」など、お困りの患者様の今後の治療の窓口になっています。総合診療科だけで診断および治療が完結するわけではありません。各専門診療科の先生方や看護師、薬剤師、栄養士、リハビリ、臨床心理士などスタッフ全員と情報を共有しながら、それぞれの患者様にあった治療の方向性を決定していくようにしています。
入院診療については、綿密に議論を重ねながら診療方針を考えて、患者様と家族と十分な話し合いを重ねて、最終的な診療方針を決定してから治療を開始します。治療内容によっては適切な診療科に紹介をおこないます。
最近では、患者様の医療に対するニーズが多様化し複雑化していて、簡単に解決できない健康問題は増えてきていますので、少しでも問題が解決できるように患者様と一緒に前に進めていければと思います。
担当医師
松田、䅏田、石坂、黒木、米良、茂田、江藤
主な検査治療
症状に応じて必要な検査をおこないます。
専門分野・特色
日本専門医機構総合診療専門医研修施設、日本病院総合診療医学会認定施設となっております