研修医ブログ (1年次 原口研修医編)

『心エコー選手権に出場しました』

平素よりお世話になっております。研修医1年目の原口と申します。

2026年2月22日に開催された第1回心エコー選手権in熊本に参加してきました!!

結果は、、、準優勝をいただきました!!!

2025年10月某日、救急外来での業務が一段落しパソコンをカタカタしていたところ、心エコー室の主任のAさんがいらっしゃり、心エコー選手権出場のお誘いをいただきました。当院は三次救急病院のため、急性心筋梗塞疑いの患者さんを受け、研修医は救急外来での初療に関わる機会があります。その際、もちろん自分でも心エコーを当ててみますがあまりきれいな像は出せず、その後循環器内科の先生が手早く当てているのをみて、心エコーを習得したい!と思っていました。そのため、選手権のお話をいただいてすぐに出場を決めました。2~3人のチーム戦でしたので、研修医に声をかけ、同期の坂本くんが一緒に出てくれることになりました。チーム名は「ぐりとぐら」にしました。

出場を即決したのはいいものの、いざ心エコー室に行って技師さんのエコーを見学すると、初学者の私にはあまりにも難しいことをやっていて、圧倒されてしまいました。おまけに、その頃はちょうど12月の心電図検定の勉強であっぷあっぷしており、「本格的な練習はいったん心電図検定が終わってからにするか…」と一時心エコー室から足が遠のきました。Aさんから、「本気で練習せんと恥かくよ!!」と言われたのを覚えています(笑)。

年末年始の休みのときに、ようやく「レジデントのための心エコー教室」という本を読んで、描出や計測について勉強し、技師さんが何をやっているのかを理解しました。研修医室の本棚にあって適当に手に取った本でしたが、わかりやすかったです。年始より、時間をみつけて足繁く心エコー室に通いました。技師さんは業務でお忙しいなか教えてくださり、患者さんも検査の時間が長くなるにもかかわらず快く当てさせてくださいました。また、研修医のメンズにも胸を貸していただきました。とても感謝しております。おかげさまで、徐々に描出ができるようになりました。選手権では、実技だけでなく、心エコーに関する知識も出題されるため、実際の患者さんのエコー動画をみてvisual EFやasynergyを見極める練習もしました。

2月22日、ついに本番の日がやってきました。前日に熊本入りし、前夜祭としてパフェと居酒屋に行きました。おいしかったです。選手権は予選と決勝に分かれており、16チーム中上位8チームが決勝に進出します。予選は実技の部と知識の部に分かれており、実技の部は3つの像を各2分で美しく出すという課題でした。1問目は傍胸骨長軸像でこれまでの練習の成果を発揮して、美しい像が出せました。しかし、その後の心尖部四腔像で大ミスをしてしまい、私はしょぼくれていました。しかし、心エコー室での座学のおかげで知識の部でなんとか挽回し、7位タイでギリギリ決勝進出しました。決勝は実技のみで、3問出題されました。4社のエコーがありましたが、当院の心エコー室と同機種を引き当てました。慣れている機種なので1問目の傍胸骨短軸像乳頭筋レベルを美しく描出することができました!! しかし、今度は心尖部三腔像でやらかしてしまい入賞はないな…と思っていました。表彰式で4位、3位と順位が発表され、ワンチャンあったとしても4位だなと思っていたので、少し落ち込みました。しかし、2位の発表で、ぐりとぐらチームが呼ばれ、ひっくり返りそうになりました。そういうわけで、準優勝を獲得したわけです。私は、傍胸骨像はまあまあ美しく出せるようになりましたが、心尖部像は今回全然出せませんでした。これからも心エコー室に通って、どんな人でも心尖部像を出せるように練習を続けたいと思います。